むすびちゃんぶろぐ

グラフィックデザイナー12年目、子育て1年目。仕事と子育てを両立させたい在宅ワーカー

こだわりの名刺を持ち歩く3つの理由

こんにちは!デザイナーのむすびちゃんです!

みなさんはどんな名刺を使っていますか?
名刺って、こだわらなくても誰でも安くも作れるけれど、私は名刺こそこだわって欲しい。
ただつくりたいだと、ただの印刷オタクなので
ここで名刺にこだわる理由と名刺がもたらす効果についてお話しします!

こだわりの名刺を持ち歩く3つの理由


1.ものづくりへのこだわりや楽しさを感じて欲しい

デザインというのは本当にとっつきにくく、苦手意識を持っているお客様も多いもの。
名刺やチラシの発注が初めてで、「何をどうしたらいいかわからない」という声をよく聞きます。
特に事業を始めたばかりだったり、急に販促物の担当者になってしまった!!というような方は初対面の場では少し不安そうな印象も。
初めて会った人に、自分の商品やお店のPRを任せるのですから不安なのは当たり前ですよね!

デザインの最終目標はお客様の問題解決。
とは言っても、ものづくりは本来とても楽しいこと。
お話を聞きながら、組み立て、形になってくると「もっとこうしたい」「こんなことも伝えたい!」とお客様から考えや想いがまとまり、溢れ出すのがわかります。まとまらないから、「何をどうしたらいいかわからない」だけなんです。
そんな気持ちを払拭するためにも、私はまず、デザインのこだわりや楽しさを感じて欲しい!そのためにはデザインをデザイナーが一番楽しまなくては!と思い、その関係性を作るためにも、私の好きを詰め込んで最高に楽しんだ、「こだわりの名刺」を持ち歩いていたいのです。

2.初めましての場で話の種になる

以前の名刺は特殊紙である「スタードリーム モーヴ」という、用紙に光を当てることでグリーンからピンクへと変化し、キラキラとパールのように光る名刺を持ち歩いていました。


この名刺も初めましての場では大変好評で、女性のお客さまには特に人気!「可愛い!私の名刺もこの紙にしてほしい」と言われたことが何度もあり、名刺交換後3分くらいは話の種に。デザイナーとしては嬉しい反応ですし、何より場が和むのでお仕事の話にも入りやすいです。
その後、制作実績を見ていただきながら今まで作ったデザインが、どのようなご依頼で、どんなふうにできたのかというお話などもしています。
どうしてそのようなデザインになったのか…デザインには必ず理由があるのでそこも踏まえてお話しすることも。
実際に、同じ仕様での名刺の依頼も数件あるという予想外の反応もあり、その時に名刺をこだわってつくって本当によかったと思いました。

3.刺激強めのデザインでリマインド性を高める

そもそも名刺は、リマインド性の高い営業ツールです。
チラシやリーフレットに比べて捨てられにくく、ファイルに保管している人も多いことからも、相手が事業をされている方なら確実に相手の手元には残るもの。あとは思い出してもらえるように、「いかに記憶に残るか」が重要なのですが…。

たまに名刺の小さな紙にぎっしりと文字が敷き詰められた名刺をもらうことがあります。名刺をもらった後、その名刺を人は何秒みるだろうか。
きっとそこにどんなにたくさんの言葉を書いても、その人にかなりの関心がない限り、きっと読まれないし、刺さらない。もったいない。

名刺のデザインにとって最も大事なことは、交換してから何か困ったことがあったときに一番に思い出してもらえるか。
「そういえばあんな人いたな…」と思い出してもらい、連絡をもらうためには、限られた時間の中で記憶に残る有力な営業ツールとして用意しておくことが重要なのです。

まとめ

営業ツールを変えるということはこれからの営業スタイルを考えるということ。その中でいかに自分らしく、相手にも伝わりやすくアピールするか。
いかにそこに世界観を詰め込めるか。すぐにはお仕事に直結しなかったり、機会がなくても、困った時や重要なタイミングで思い出してもらえるかが鍵になります。ぜひこの機会に営業ツールを見直してみてはいかがでしょう。
それでは!